守護者たる風格
聖域への入口
例えば、見知らぬ街のさびれたような神社に立ち寄ったとしても
そこは神聖なる場所であり、侵すべからざる聖域だと理屈ではなく、感じてしまうものだ
それは誰かに教わるものではなく、日本人としての血がそうさせるのだろう
だいぶ前の話だが、ある地域では不法投棄に悩まされていた
そこで神社を示す記号である鳥居をその場所にたてた
すると不法投棄は減り始め、遂には不法投棄が無くなったという
この上は神社である
漆原地区にある宇留司原神社は林に囲まれて神秘的な雰囲気が漂う
石造物もたくさんあり、誰かに見られているような妙な緊張感が漂う
道祖神はどっしりとした風格で、上山田の道祖神の中でも大きい部類に入る
場所は宇留司原神社に至る十字路、辻に立っている
まるで「ここからは神聖なる場所である。心して行かれよ・・・」
そう言われているかのような迫力がある
データ
道祖神
所在地 漆原火の見櫓前
寸法（ｃｍ） 110×80
建立年代 不明
碑には「道祖神」
地図
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