県道沿いに立っている
やや小ぶりな道祖神
四十八曲峠に向かって県道を走る
県道沿いにはリンゴ畑が広がっていて、
子供の頃を思い出すような、のどかな風景である
そんな道沿いのリンゴ畑に道祖神と二十三夜塔が
仲良く並んで立っている
八坂協和のコミュニティセンターの近くである
道祖神は一見すると丸い石のようにも見える
しかし実際はやや角ばった道祖神である
見る角度によってはまん丸にも見える道祖神であり
とても面白い道祖神である
ひょっとしたら、見る時の自分の気持ちで見え方が違う
のかもしれない
この道祖神で、今の気持ちを確かめてみてはどうだろうか
はっきりくっきりの二十三夜塔
漆原の二十三夜塔でも書いたように
上山田の二十三夜塔は大きくて文字がはっきりしている
ものが多い
この二十三夜塔は気持ちいい程にくっきりと
文字が彫られている
中央の二十三夜塔
この二十三夜塔は中央にある二十三夜塔と
文字がよく似ている
特に「夜」の文字は特徴的だ
碑の大きさも中央の方がやや大きいものの
両方ともほとんど同じ大きさである
ひょっとしたら、同一人物によって同時期に
作られたものかもしれない
中央の二十三夜塔は明治3年の建立だとわかっている
八坂リンゴ畑の二十三夜塔も同じ頃の建立ではないだろうか
データ
道祖神
所在地 八坂協和県道沿い
寸法（ｃｍ） 66×55
建立年代 不明
碑には「道祖神」
二十三夜塔
寸法（ｃｍ） 145×85
建立年代 不明（明治3年頃か）
碑には「二十三夜」
地図
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